大学生ならゼミ。社会人なら会議で作る機会が多いレジュメ。
ゼミに入りたての大学生はきっと、レジュメって何??状態でしょう。
社会人なりたての方はきっと、レジュメって作ったことあったけど良く分かってなかったな。
と思っていませんか?
この記事を読めばレジュメがスムーズかつカッコよく作れます。
こんな方におすすめ
- これから大学のゼミがスタートする方。
- レジュメって何??という方。
- 社会人として会議のレジュメを作る方。
- レジュメをおさらいしたい方。
レジュメとは
レジュメとはフランス語で「要約」という意味です。
ゼミや会議で話しをする内容をA4用紙1~2枚程度にまとめたものです。
ゼミでは報告者が、会議では司会者や議事録担当者がレジュメを作成します。
レジュメの重要性
会議やゼミをやっていて「で、何が言いたいの?今日のゴールは?」って思われてしまったら格好悪いですよね。
その場が上手く進行できるかは、会議やゼミ前の数分間が重要です。
参加者は、開始前にレジュメに目を通すからです。
そのときに全体を把握し、ポイントを理解してもらえるか。が大切。
作り方を理解すれば、誰だって分かりやすいレジュメを作れます。
レジュメの作り方
ゼミ・会議によってはテンプレートがあり、型を指定される場合があります。
step
1事前に論文・資料を読む
ゼミなら論文や教授の本を使って進めることになります。会社の会議では前回誰かが発言したことを発端に進めることになるでしょう。
まずは論文・参考資料をざっくり読みましょう。
何が書いてあるのか。何が重要なことなのか。を理解しましょう。
話し合いで導きたい結果をイメージしながら読むことで、論文・資料を多角的に見ることができます。
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2要点を書き出す
次に、要点を書き出しましょう。
このとき、ダラダラ書き写したりするのではなく箇条書きにして短くまとめる癖を付けましょう。
メモ帳に書いてもPCに打ち込んでも良いです。やりやすい方法で書き出してください。
論文・資料に書いてあること、重要なこと、議論すること。を気にしながら実施することで次のステップに繋がります。
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3読みやすい文章に整える
ステップ2で書き出した文章は、あくまでも自分のメモ用と考えてください。
これを読みやすい文章に整えます。
ここでもダラダラ書くことは良くないです。
短くかつ要点をまとめた文章にしましょう。
PREP法という文章・話し方を作る基本的な方法があります。
参考にして活用していただければ幸いです。
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4参考文献や参考資料で補足する
参加者が深く理解できるように参考文献や参考資料を用意しておくと話し合いが円滑に進みます。
参考にした文献・資料については、「著者名」「文献名」「資料名」「出版、発行年」などを添えましょう。
筆者が大学のゼミで作ったレジュメ
筆者が大学のゼミで実際に作ったレジュメを公開します。
15年ぶりに見たら酷すぎたので、自分のダメなところを突っ込んでみました。
- ただ本に書いてあることをそのまま抜き出しただけ。
- 何が重要なのかが、まったく分からない。
- 要点だけを書くのと雑に書くのは別。全然違う。
- 読み手がイメージしやすいような説明が必要。
- 補足するための情報が入っていない。
ポイント
- 小見出し1つ1つをレジュメに入れるよりも、全体を通して何が言いたいのかを端的にまとめる。(上記の例なら、登場人物と関係性を図示する。とか)
- 何が問題点(討論事項)なのかを明確にする。(上記の例なら、登場人物によってルールが異なる。だから網目のように細かく張り巡らされている。これでは統一性が取れないのではないか?とか。)
レジュメの作り方は千差万別。正解はありません。
ただ、ゼミ・会議で討論することをどれだけイメージできるかが大切です。
具体的にイメージできれば、何をレジュメに載せるかが少しずつ分かってくるでしょう。
本記事を見て、少しでも参考になれば嬉しいです。